ベンチマーク

読み方 : べんちまーく

ベンチマークとは

コンピュータのハードウエアおよびソフトウエアの処理性能を定量的に評価するための基準となるテスト。典型的な一連の処理を設定し、その実行にかかった時間を測定する。

プロセサの処理性能を評価するための代表的なベンチマークテストには、主に整数演算性能を測定するDhrystoneテスト、浮動小数点演算性能を測定するWhetstoneテスト、整数演算性能と浮動小数点演算性能の両方を測定するSPEC(システム性能評価協会)のCPU2006などがある。一方、ソフトウエアを含むコンピュータシステムのトランザクション処理性能を測定するものとしては、TPC(トランザクション処理性能評議会)が策定したTPC-CやTPC-Dなどのベンチマークがある。

特定の製品や用途に特化したベンチマークテストも増えている。ERPパッケージのSAP ERPのモジュールの実行性能を測定するSAP Sales&Distributionスタンダード・アプリケーション・ベンチマークスや、Webサーバーとしての性能を測定するSPECweb2005などがある。

ベンチマークテストの結果は、テスト方法や、搭載する主記憶およびキャッシュメモリーの容量、コンパイラの最適化機能などの条件によって大きく左右される。これらの前提条件が異なる場合は結果を単純に比較できない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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