「エビデンス」「ステークホルダー」「ブルー・オーシャン」って何?ビジネスシーンでよく耳にするカタカナ語をイラスト付きで解説。正しい意味や使い方をはじめ、「こんな使い方もできるかも?」「こんな風に使ってみては?」という新解釈をご紹介しています。
ブロックチェーン
読み方 : ぶろっくちぇーん
英語正式表記 : Blockchain
ブロックチェーンとは
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を扱う際に考案された基幹技術。「口座Aから口座Bへ1万円を送金」といった取引情報(トランザクション)をまとめたものを「ブロック」と呼び、これが連なるように保存されることから「ブロックチェーン」と呼ばれている。簡単にいうと取引台帳のようなもので、ブロックはその台帳の1ページ分と考えられる。
ブロックチェーンの特長は、すべての取引情報がネットワーク上のコンピューター間で共有されていること。新たな取引情報が発生すると、そのたびにすべてのコンピューターで取引情報が更新される。そのため、万一、あるコンピューターで取引情報が失われたとしても、それ以外のコンピューターに取引情報が残っているため、継続して金融サービスを提供できる。また、世界中でブロックチェーンの情報が共有されているため、改ざんされにくくなっているのも特長の1つ。
ブロックチェーンは、仮想通貨をはじめ、主に金融サービスで利用されてきた。将来的には、ライセンスや証明書、契約書、認証情報といった信頼性の担保が不可欠な情報管理の分野での活用も見込まれている。
制作協力:株式会社インプレス
[2018年 8月20日 公開]
ビジネスシーンのカタカナ用語を新しい解釈でご紹介
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