BOT(ボット)

読み方 : ぼっと

BOT(ボット)とは

コンピュータウイルスの一種。感染後、悪意を持つ第三者がネットワーク越しに送ってくる命令を待ち、感染したコンピュータから情報を盗んだり、ほかのコンピュータを攻撃したりする。あらかじめ決めたようにしか動かない従来のウイルスと違い、送り込む命令次第で第三者が感染先のコンピュータを「ロボット(robot)」のように操れることから、この名がついた。

BOTの多くは管理者権限を持つプログラムとして動作する。このためOSにできることは、基本的に何でもできる。IDやパスワードを読み取って第三者に送信したり、指定したWebサイトを攻撃したりする機能は、ほとんどのBOTが備えている。同じBOTに感染した複数のコンピュータが協調動作してDoS攻撃をかけることもある。外部から別の悪質なプログラムをダウンロードして、勝手に実行する機能を備えるBOTも多い。この機能を使うと、感染先のコンピュータを、スパムメールの送信元や不正ファイルの保存サーバーとして使える。ほかのコンピュータに侵入する踏み台にすることも可能だ。

BOTは2002年ごろ出現し、2004年後半から急速に増えた。BOTの基になるソースコードが公開されているため、従来のウイルスよりケタ違いに亜種が多い。相次ぐ亜種BOTにウイルス対策ベンダーが翻弄されているのが現状だ。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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