勘定系システム

読み方 : かんじょうけいしすてむ

勘定系システムとは

口座や融資の残高管理、預金額や融資額に対する利息計算など、銀行の勘定処理を実行する業務システムのこと。銀行が個人や企業にサービスを提供するにあたって、なくてはならない中核のシステムである。

勘定系システムは「オンライン」と「バッチ」と呼ぶ、大きく2種類の処理を並行して動かす。オンラインの代表例は、預金者が現金を引き出したり預け入れるたびに口座残高を更新する処理である。ATM(現金自動預け払い機)で現金を引き出した直後に残高を照会すると、所定の金額が減っているのは、この処理によるものである。バッチの代表例は、クレジットカードの利用代金や公共料金などを、複数の預金者の口座から一括して引き落とし、残高を更新するもの。この処理はセンターカットとも呼ばれる。預金者の口座から引き落とした金額は、クレジットカード会社などの口座に加算する。

勘定系システムはオンラインやセンターカットの処理内容と、残高更新の履歴を管理している。預金者がATMで記帳の処理をすると、これらの履歴を通帳に記入する。現在は、オンライン処理をほぼ24時間連続して実施するようになっており、オンライン処理と並行してバッチ処理をこなしている。このため、勘定系システムは極めて高負荷状態で稼働している。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]