CALS

読み方 : きゃるす

英語正式表記 : Continuous Acquisition and Life-cycle Support

CALSとは

Continuous Acquisition and Life-cycle Support(生産・調達・運用支援統合システム)の略。資材調達から設計、生産・保守に至る製品の全ライフサイクルにわたる情報や取引情報などをデータベースで一元管理し、コスト削減、作業効率化、品質向上などを達成する手法。ネットワークを使って企業間の取引を高速化することをたとえた「Commerce At Light Speed(光速での商取引)」の略とされることもある。

データの相互運用性を実現するため、データの表現や受け渡しに業界標準やISO(国際標準化機構)の仕様を採用する。文書データにはSGML、製品モデルのデータ交換にはSTEPなどを使う。

CALSは元々、米国防総省が1985年に始めたプロジェクトの名称である。コンピュータとネットワークを活用して軍需物資を効率よく調達・配備しようとした。日本では1995年5月、当時の通商産業省の肝いりでCALS推進協議会が発足した。

ただし、現在では、専用線やVAN(付加価値通信網)を前提としたCALSではなく、「BtoB」と呼ばれる企業間の電子商取引によって、CALSが目指していたものを実現することが一般的になった。2001年度には国土交通省がインターネットを利用した建設CALSの運用を開始した。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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