CAP定理

読み方 : きゃっぷていり

CAP定理

分散コンピューターシステムのコンピューター間の情報複製に関する定理のこと。「ブリュワーの定理」とも呼ばれる。インクトミの創業者であり、カリフォルニア大学バークレー校の計算機科学の教授でもあるエリック・ブリュワーが提唱し、2002年にセス・ギルバートとナンシー・リンチが証明した。

「一貫性(Consistency)」「可用性(Availability)」「ネットワーク分断耐性(Partition-tolerance)」の頭文字を取って「CAP定理」という。「一貫性」「可用性」「ネットワーク分断耐性」は、それぞれ以下の保証を指す。
(1)一貫性:誰かがデータを更新したら必ず更新後のデータを参照できること
(2)可用性:クライアントは必ずデータにアクセスできること
(3)ネットワーク分断耐性:データを複数のサーバーに分散保管できること

CAP定理によると、三つの保証のうち同時に満たせるのは二つまでであり、同時に全てを満たすことはできない。除かれる要素に応じて、システムはCA、CP、APの3種類に分類され、CAは単一サーバーで動作するデータベース、CPは分散データベース、APはDNS、NTP、HTTPキャッシュなどのシステムに用いられることが多い。

制作協力:株式会社インプレス

[2020年 3月23日 公開]

ビジネスに役立つ多彩なコースを全て無料でご利用いただけます。

ビジネスマナーやセキュリティ、働き方改革のヒントなど多彩なコースをご用意しています。

ページID:00189905

ナビゲーションメニュー