CASE

読み方 : けーす

英語正式表記 : Computer Aided Software Engineering

CASEとは

Computer Aided Software Engineeringの略。ソフトウエアの開発工程にコンピュータ技術を適用し、効率化を図ろうとする考え方。業務分析や要求定義、基本設計といったシステム開発の各工程の作業効率を高め、システムの設計品質を向上させるのが狙いである。

ソフトウエアの開発作業をスムーズに進めたり、完成後も仕様変更の要求にすばやく対応できたりするシステムを作るには、一定の方法論に従った工程管理が必要になる。この工程管理を支援するのがCASEである。

こうした狙いを実現するソフトウエアを総称してCASEツールと呼ぶ。CASEツールでは、開発や運用の過程で発生する、データ定義やプログラムの処理内容、構造に関する様々な情報を、一定の方法論に基づいてコンピュータで一元管理する。一元管理用のデータベースをリポジトリと呼ぶ。リポジトリを使って複数の工程で情報を共有することにより、工程間の連携がスムーズになる。

要求分析やE-R(エンティティリレーションシップ)図による基本仕様定義など上流工程の支援を対象にした「上流CASEツール」、詳細仕様からソースコードを生成したりプログラミング、テストなど下流工程を支援したりする「下流CASEツール」などがある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]