クライアント管理

読み方 : くらいあんとかんり

クライアント管理とは

企業や組織内のパソコン環境を、ITインフラとして維持・向上させる業務。「デスクトップ管理」ともいう。ハードの構成やOS、ソフト、利用者などの情報を把握し、異常の発生を予防したり、異常発生時に正常稼働に戻す、人事異動に応じて必要十分なパソコンを割り当てるといったことが主な役割である。

クライアント管理にかかわる業務は幅広い。パソコンの発注やリース会社との契約、人事異動時の再配分・設置、ネットワーク接続の設定やアプリケーションの導入、ヘルプデスク業務、ウイルス定義ファイルやセキュリティ対策用のパッチ(修正ソフト)の配布や動作検証、リース切れパソコンの回収、データ消去といった作業まで含むようになっている。クライアント管理にかかるコストや手間の増加をいかに減らすかが、システム部門の重要な問題になっている。

クライアント管理を支援するソフト(ツール)製品も販売されている。その主な機能は遠隔操作とソフト配信、そしてインベントリ(目録)と呼ばれるパソコンの構成情報を収集する機能だ。ソフトのライセンス契約数と実際の導入数を照合するライセンス管理機能や1台1台の導入から廃棄までを追跡するためリース/レンタル契約などの情報を管理する機能なども加えられるようになった。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]