クラスタ

読み方 : くらすた

クラスタとは

複数台のコンピュータをネットワークで接続し、一体のものとして処理や運用ができるようにする方法。コンピュータ同士は、ディスク装置の情報を物理的あるいは論理的に共有するが、メモリー上の情報は共有しない。疎結合システムの一種である。

クラスタ構成を採るシステムでは一般に、クラスタソフトと呼ばれるミドルウエアが処理の引き継ぎ(障害復旧)や負荷分散を図る。1台のコンピュータに障害が発生した場合に残りの正常なコンピュータが処理を引き継ぐ(フェイルオーバーと呼ぶ)ことによる障害からの早期復旧や、負荷分散の目的で使われる。一方をアプリケーション実行の「本番用」、もう一方を「待機用」として使う形態や、両方でアプリケーションを稼働させる形態がある。

従来は科学技術計算用の超並列機やメインフレームで使っていた。1995年ごろからUNIXやWindows NTサーバー機を、イーサネットなどのLANで結んだクラスタシステムが登場してきた。今では主要UNIX系OSはもちろん、マイクロソフトのWindows Serverもクラスタ機能を備えている。

クラスタという言葉は、ディスク装置の物理的な記録単位であるセクターを2~10個ずつまとめた単位の意味で使われる場合もある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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