CMOS

読み方 : しーもす

英語正式表記 : Complementary Metal Oxide Semiconductor

CMOSとは

Complementary Metal Oxide Semiconductor(相補性金属酸化膜半導体)の略。集積回路の実装方式の一つ。

メインフレームやスーパーコンピュータのプロセサに使われてきたバイポーラトランジスタの回路に比べて、消費電力と発熱が少ない、集積度を上げやすい、回路が設計しやすい、などのメリットがある。

CMOS型回路の基本形は、FET(電界効果トランジスタ)の一種であるMOS(金属酸化膜半導体)を使い、Pチャネル型とNチャネル型の二つのMOSを直列につないだものである。PとNのどちらか一方のトランジスタが必ずスイッチを切った状態になるため、通過する電流がなく、消費電力を抑えられる。

CMOS技術は、主に量産型のマイクロプロセサやDRAMに使われてきた。バイポーラトランジスタに比べて動作速度が遅かったためである。

しかし1994年以降、CMOSプロセサを使ったメインフレームが相次いで登場した。量産型のプロセサやDRAMと共通のラインで生産でき、システムの冷却系も単純化できるので、全体の製造コストを大幅に下げられるからだ。最新世代のメインフレーム用CMOSプロセサは、最終世代のバイポーラプロセサを大きく上回る。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

課題解決に役立つ資料集「ITライブラリー」

じっくり検討いただけるよう、多種多様なおすすめ資料を取りそろえています。

大塚商会の法人向け通販サイト(たのめーる)のご紹介