共通フレーム

読み方 : きょうつうふれーむ

共通フレームとは

ソフトウエアの企画から開発、運用、保守、廃棄までのライフサイクル全体に対して、「誰が何の作業をすべきか」を規定したものである。システムの発注側(顧客)と受注側(ベンダー)で共通するシステム開発の枠組みとして策定された。システム開発において、作業漏れの防止、ベンダーとユーザーの作業分担の明確化、作業標準の策定などに役立つ。

最新版は2007年10月に改訂された「共通フレーム2007」。ソフトウエア・ライフサイクル・プロセス(以下SLCP)の国際規格であるISO/IEC 12207(JIS X 0160)を経済産業省と情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)の開発プロセス共有化部会が独自に強化した。

共通フレームの対象となるのは、システムの企画、開発、運用、保守などにかかわる様々な作業で、契約に関するものとシステム開発に関するものに大別できる。

各作業は「プロセス」「アクティビティ」「タスク」「リスト」の4階層で表現する。アクティビティは相関の強いタスクをまとめた集合であり、タスクとはアクティビティを具体的に遂行するための個々の作業を指す。タスクの下位である「リスト」とはタスクを構成する要素であり、代表的な作業を例示として記述する。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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