サイバーテロ

読み方 : さいばーてろ

サイバーテロとは

サイバーテロの明確な定義はないが、一般にインターネットなどのネットワークを経由して、政府や重要インフラを担う民間企業のコンピュータ/ネットワークを攻撃し、国民生活や社会活動に甚大な被害を与える犯罪行為のことを指す。不特定多数のコンピュータを狙ったウイルス(ワーム)による攻撃はサイバーテロではないとの見方が多い。

重要インフラを狙ったサイバーテロとしては、「電力を制御するシステムに外部のネットワークから侵入し、停電を引き起こす」ほかに、「ダムの制御システムに侵入して大量の水をいきなり放出して水害を引き起こす」、「電車の制御システムに侵入して衝突事故を引き起こす」などが考えられる。

2010年にはイランの核施設にあるウラン濃縮用遠心分離機を破壊したとされるウイルス「Stuxnet」が登場。中東諸国の政府システムを標的に、PCに侵入してスクリーンショットの機能で画面の情報を盗み出す「Flame」も確認されている。これらサイバー兵器として開発されたウイルスが国の機関などから流出し、民間企業のシステムに侵入する危険もある。

サイバー攻撃の脅威から軍の情報システムを守ることを主任務とするサイバー部隊を立ち上げる動きが活発化している。サイバー空間を、陸、海、空、宇宙に続く「第5の戦場」と位置づけている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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