ダークファイバ

読み方 : だーくふぁいば

ダークファイバとは

国やNTT東西地域会社、電力会社、鉄道会社などが敷設した光ファイバのうち、未使用の心線のことを指す。光信号が通っていない状態なので、「ダーク(暗い)」と呼ぶ。

当初のダークファイバは通信事業者向けが中心だったが、2001年から複数の通信事業者が一般企業向けにダークファイバの心線貸しサービスを開始した。例えば複数のデータセンター間接続にダークファイバを使う。

ダークファイバは、光ファイバの心線の数やその長さで利用料が決まることが多く、通す光信号の波長やビットレートを利用者が自由に決められる。そのため、やり方次第では、通常の光通信サービスよりも高い費用対効果を出すことができる。ただし、ダークファイバにも課題はある。まず、通信事業者は光通信サービスと同様な通信品質や可用性に対する保証をしない。利用できる地域にも限りがある。

NTT東西は、ダークファイバと電話回線を合わせると、市場全体の9割近いインフラを所持しているため、国から開放義務を課されている。他の通信事業者に対して、料金などについてNTTグループ内で利用するのと同じ条件で提供する義務を負う。これに対してNTTは、光通信サービスの市場シェアなどを根拠に、ファイバ開放義務の撤回を総務省に求めている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

お役立ち情報満載!「資料ダウンロードまとめサイト」のご案内