データ中心アプローチ

読み方 : でーたちゅうしんあぷろーち

英語正式表記 : Data Oriented Approach

データ中心アプローチとは

データ項目とデータの流れ(データフロー)に着目して、システムの要件を定義し設計を進めていく設計手法の一つ。DOA(Data Oriented Approach)と略す。

DOAは、システム化の対象となる業務で必要なデータを最初に洗い出し、データ項目名などを定義する。その上で、業務の中でそのデータがどう処理されていくかを分析する。不要なデータ項目や重複したデータ項目を定義することなく、必要なデータとその流れをとらえやすくなる。業務内容を漏れなく把握できるので、エンドユーザーの要求を整理しやすく、要件定義が正確になる。

DOAが提唱される以前から行われている設計の考え方は、業務の処理部分とその流れ(業務フロー)に着目する。この考え方は、業務フローが複雑だったり、ユーザーごとに業務フローが異なる場合のシステム設計には適用しにくかった。例えば個々のエンドユーザーが別々のノウハウでデータを分析するといったシステムを構築する場合、業務フローに着目して設計を進めると、エンドユーザーごとに異なる設計をする必要がある。しかしDOAに従って、利用するデータとその流れから見ると、それぞれのエンドユーザーが行う処理は基本的に共通になるので基本設計が容易になるとされる。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

大塚商会の法人向け通販サイト(たのめーる)のご紹介