データディクショナリ

読み方 : でーたでぃくしょなり

データディクショナリとは

データ項目の名称や意味を登録した辞書のこと。データ辞書と呼ぶことも多い。企業情報システムにおけるデータディクショナリは、データの整合性を保つための“データ定義標準化”ツール役を果たす。データベースの重複や、同じ意味を持つデータの呼び方が複数存在したり、同じ名称のデータが異なる意味を持ったりして、システムが肥大化することを防げる。

データディクショナリでは、情報システムで扱う業務データの名称や意味を、人間が理解できる形で記述し、蓄積する。データ項目には、例えば「商品名」「取引先名」「顧客名」「売り上げ」「利益」「在庫」などがある。

「商品名」という項目を登録する場合、「商品名とは、すでに出荷済みのもので、現在も生産・販売しているものを指す」というように、その意味を定義した文書も作成する。この場合、販売数や在庫状況のような具体的な商品(商品A、商品Bなど)の情報は、データディクショナリではなく、別の商品管理用データベースなどに収容する。

データディクショナリ全体の構成を決める際には、長期的なメンテナンス性を考慮する必要がある。データ項目のレベルを意識しておかないと、予期せぬデータディクショナリの管理作業が発生する可能性が高い。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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