ディザスタリカバリ

読み方 : でぃざすたりかばり

ディザスタリカバリとは

直訳すると、災害復旧。IT用語としては、「地震などの災害でシステム障害が発生した際に、素早くシステムを復旧するための仕組みや組織体制」を意味する。ディザスタリカバリは大きく「システムのバックアップ/復旧対策」と「業務継続計画の立案」の二つからなる。

このうち前者のシステムのバックアップ/復旧対策は、データのバックアップやサーバーの2重化によって、災害時でもシステムが処理を続けられるようにする技術上の対策。後者の業務継続計画の立案は、災害時の指揮系統/連絡方法の整備や執務場所の確保といった、組織体制面の対策が中心である。復旧に要する時間などに差はあるが、システムのバックアップ/復旧対策は、ほとんどの企業が実施している。

バックアップ手法は、「復旧に要する時間(RTO)」「どの時点にさかのぼって復旧させるか(RPO)」を考慮して選ぶ必要がある。RTOが短く、RPOが長くなるほど、構築と運用のコストが上がる。コストが安いのは、前日分までのデータを磁気テープに保存し、遠隔地の倉庫に保管するもの。コストがかかるが復旧が早いのは、遠隔地にサーバーやソフトなどシステムを丸ごと配置し2重化するやり方だ。最近は、地震や停電への対策がしっかりしたデータセンターにシステムを預ける企業が増えてきた。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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