分散データベース

読み方 : ぶんさんでーたべーす

分散データベースとは

複数の場所にデータベースを分散配置して、業務を処理していく方式。例えば、一つの企業で、工場や支社、店舗などそれぞれの現場にデータベースを設置する場合などがこれに該当する。本社で集中管理したデータベースに現場からアクセスするよりも、通信コストや処理速度の面でメリットが大きい。地理的に分散させることにより、地震や火災で被災した時の影響を軽減できる、というメリットもある。

分散データベースは、関連したデータが別々のデータベースに置かれるので、データ間に矛盾が発生しないようにしなければならない。データベース管理システム(DBMS)製品の多くは、分散しているすべてのデータベース間で同期をとって一斉にデータを更新する「2相コミット」や、非同期で関連データを複製・更新する「レプリケーション」といった分散データベース構築用の機能を備えている。

レプリケーションは、一部のサーバーやネットワークに障害があっても、正常なデータだけ先行して更新しておき、障害部分は回復してから更新する、といった運用ができる。ただし、レプリケーションを使うと、一時的にではあるが各DBMSで更新したデータの間に矛盾が発生するので、在庫引き当てなど即時性が不可欠な用途には向かない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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