分散トランザクション処理

読み方 : ぶんさんとらんざくしょんしょり

分散トランザクション処理とは

トランザクション処理の処理形態の一種で、1つのトランザクションの処理を、ネットワーク上の複数のコンピューターに分散して実行する方式。

トランザクションとは、データベース管理システム(または類似のシステム)内で実行される、分けることのできない一連の情報処理の単位。例えば銀行間での口座振替のトランザクションは、(1)A銀行の口座からお金を引き出す、(2)B銀行の口座にお金を振り込むという2つオペレーションをワンセットと見なすことができる。どちらか一方だけでは成立しない。このとき「A銀行の口座からお金を引き出した」「B銀行の口座にお金を振り込んだ」という記録を残す必要があり、このようにトランザクションが複数のデータベース管理システム(または類似のシステム)内に分散されることを「分散トランザクション」と呼ぶ。

標準化団体であるThe Open Groupは、分散トランザクション処理に関する標準として「DTP(Distributed Transaction Processing)モデル」を定義している。DTPに準拠した代表的な製品として、トランザクション処理(TP)モニターである米BEA Systems(Oracleが買収)のTuxedoが有名。最新版の「Oracle Tuxedo 12c」は、クラウド環境に対応している。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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