エンタープライズアーキテクチャ

読み方 : えんたーぷらいずあーきてくちゃ

エンタープライズアーキテクチャとは

企業(政府などの組織・団体を含む)がシステム構築の際に基準とする、全社統一の設計思想のこと。英文表記(Enterprise Architecture)の頭文字をとって、EAと呼ぶことも多い。

具体的には、全社システムの理想像を定義して徐々にシステムを移行する。そのために、現状のシステム全体の構成を洗い出して整理し、現状から理想像までの移行計画を立てる。

システムの現状と理想像を表すためには、その企業が標準として採用するハードウエア/ミドルウエアや開発方法論といった技術、アプリケーションの標準的な処理の流れ、データモデルなどを包括的に定義する。業務戦略や主要業務のフロー(流れ)といったIT以外について規定することも多い。

一連の取り組みにより長期的にはシステム全体の構成を統一する。その結果、システム開発・変更時の無駄を軽減できる。システムを変更・刷新する際は、既存システムの調査コストも軽減できる。

これまでは、案件ごとに場当たり的にシステムを開発する企業が多かった。システム全体の構成がバラバラで、全社システムの全体最適を図ろうとしても、きちんと整理するための基準がなかった。これが無駄なコストを生む原因にもなっていた。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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