アイトラッキング

読み方 : あいとらっきんぐ 

英語正式表記 : Eye Tracking

アイトラッキングとは

人の眼球の動きを記録して分析する調査手法。印刷物やウェブサイト画面などを見るときの眼の動きを調べることで、人の判断に与える影響について探る。

顧客は商品を購入する前に、パンフレットやウェブサイト、売り場のPOP(店頭販促)広告など様々な媒体を見て判断する。商品自体の価格・品質以外にも、視覚で得たイメージが判断に与える影響は大きいものだ。

一見、優れたデザインに見えても、写真が小さ過ぎたり、色使いが地味過ぎたり、逆に派手過ぎて顧客に不信感を与えてしまったりする可能性がある。

しかし、パンフレットやウェブサイトのデザインの良しあしを、デザイナーや責任者など限られた関係者だけで判断してしまうケースが多いのが実情だろう。そこで科学的に分析する手法が生まれた。特殊な装置で人の眼球の動きを追跡・記録することで心理面への影響を探るアイトラッキングという手法である。この装置はアイトラッカーと呼ばれる。

アイトラッカーには、眼の動きを追跡し、紙やウェブサイト画面の中の、どの部分からどの部分へと視線が移ったか、その部分を何秒間見たか(滞留時間)といったデータを記録する。これを分析すれば「重要な写真があまり見られていない」「見られていても滞留時間が短く関心を引くことができていない」といった事実が分かる。

ただし滞留時間が長い理由は、アイトラッキングだけでは判断できない。魅了されたのかもしれないし、内容を理解しづらかったのかもしれない。「商品のコンセプトを理解できたか」をアンケートで聞くなど、多角的に調査したうえで判断する。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 9月30日 公開]

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