ファイル交換ソフト

読み方 : ふぁいるこうかんそふと

ファイル交換ソフトとは

ネットワークに接続した複数のパソコンにインストールしておき、ファイルを相互に交換するためのソフト。クライアントパソコン同士がサーバーを介さずにデータを直接やり取りするピア・ツー・ピア(PtoP)型の通信機能を持つ。配信用サーバーや負荷分散装置が不要で、手軽にデータを配布・交換できる。

ただし一部のソフトは、著作権を侵害してコンテンツを交換する用途に使われたり、膨大なトラフィックを発生させるため、その利用が問題視されている。また、「Winny」というファイル交換ソフトを狙うウイルス(Antinny)が登場。Winnyユーザーのパソコン上にあるデータを勝手に他のユーザーに配信するため、企業からの情報漏洩の懸念要因になっている。

ファイル交換ソフトには、どのファイルがどのパソコンに保存されているかを管理するサーバーが必要なタイプと、不要なタイプがある。管理サーバーが必要なタイプでは「Napstar」が有名で、ほかに「WinMX」がある。管理サーバーが不要なファイル交換ソフトにはWinnyや「Gnutella」などがある。これらのソフトは、あるパソコンからの検索要求を、パソコン間でバケツリレー式に転送する。目的とするファイルが見つかると、そのパソコンからファイルのダウンロードを開始する。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]