メッセージ連携

読み方 : めっせーじれんけい

メッセージ連携とは

分散システム上で動作する複数のアプリケーションを非同期に連携させるための仕組み。分散したアプリケーションプログラム間で、データや処理要求などを「メッセージ」として交換する。複数の分散プログラムを同期させて処理する必要がないので、システムやネットワークの負荷を軽減することが可能になる。連携するアプリケーションの数が多い大規模分散システムや、不安定な回線を使用するモバイルシステムなどに適している。

メッセージ連携の利点は、一方のアプリケーションの実行状況によって他方のアプリケーションの実行状況やユーザーの操作が束縛されないこと。RPC(Remote Procedure Call)など一般的な連携方式は、相手の応答を待つ同期型のため、一部のアプリケーションの障害や処理の遅れがシステム全体に影響を及ぼす。

メッセージ連携は仲介役のミドルウエアを使って実現する。要求元のアプリケーションはミドルウエアに対してメッセージを送信する。ミドルウエアはそのメッセージをキューに蓄え、届け先アプリケーションが都合の良い時にメッセージを処理できるようにする。メッセージ連携用ミドルウエア製品は、メインフレームやUNIX、WindowsなどのOSに対応しており、異機種連携システムの構築も容易にする。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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