フレームリレー

読み方 : ふれーむりれー

フレームリレーとは

従来のパケット交換で使われていた通信手順(X.25)を簡素化することにより1.5Mビット/秒以上の高速のデータ伝送を実現する中継/交換技術。伝送遅延が少なく単位時間当たりのデータ転送量を多くできるほか、フレームの多重化により回線を効率良く利用できる。分散する拠点のLANを相互接続するのに利用するユーザーが多かったが、現在は、IP-VPN網など他のネットワークサービスを利用する方向に向かっている。

フレームリレーはX.25のようなエラー訂正のための再送制御機能を持たない。データの誤りを見つけた場合、ネットワーク側はそのフレームを単に捨ててしまう。再送制御は端末側が持つ上位のプロトコルに任せる。こうすることで効率の良いデータ伝送を実現する。光ファイバケーブルの普及で回線品質が向上したことが背景にある。

フレームリレーの規格はITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化部門)などで標準化され、規格に対応した交換機やルーターなどが盛んに製品化されてきた。通信事業者の商用サービスも普及している。

データと音声通信(電話やファクシミリ)をフレームリレーで統合する「ボイス・オーバー・フレーム・リレー」という使い方もある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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