FTTH

読み方 : えふてぃーてぃーえっち

英語正式表記 : Fiber To The Home

FTTHとは

Fiber To The Homeの略。一般家庭まで直接光ファイバを引き込んで、高速なネットワークに接続すること。NTT東西地域会社や有線ブロードネットワークス、東京電力、ケイ・オプティコムをはじめとする電力系通信事業者がサービスを提供している。

ブロードバンドサービスとして普及しているADSL(非対称デジタル加入者線)は、電話局から家庭向けの通信速度が50Mビット/秒程度で、電話局との距離が離れるにつれて、通信速度が低下してしまう欠点がある。これに対して、FTTHのサービスで提供される通信速度は100Mビット/秒と高速。光ファイバを利用しているので、ADSLに比べて周囲のノイズの影響や信号減衰が小さく、長距離でも安定した通信が可能になる。FTTHの高速通信によって現在のテレビ放送に匹敵する画質で動画を伝送でき、動画コンテンツの流通が活発になると期待されている。

FTTHは光ファイバを設置するのに手間がかかる欠点があり、既設の電話線を使うADSLに比べて普及のペースは遅かった。しかし、FTTHではIP電話を使えば加入電話の基本料が不要になるなどのメリットがあることから、徐々にFTTHが浸透。2005年に入ってから、FTTH契約者の純増数がADSLを上回っている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]