グリッドコンピューティング

読み方 : ぐりっどこんぴゅーてぃんぐ

グリッドコンピューティングとは

「分散コンピューティング(distributed computing)」ともいう。ネットワーク上の複数のコンピューターを結んで仮想的な高性能コンピューターとし、必要な処理能力や記憶容量を利用者が取り出して使うコンピューターシステムのこと。必要な情報サービスを必要なときに必要なだけ提供する「情報資源ユーティリティ化」を目指す次世代情報インフラ。名前は、「電力送電網(パワーグリッド)」に由来する。

グリッドコンピューティングが提供するサービスは、計算処理とデータの保存・利用に分かれる。グリッドコンピューティングを導入すれば、1か所の計算センターや1組のスーパーコンピューターでは足りない大規模な計算処理を行ったり、大量のデータを保存・利用したりすることができる。複数のコンピューターが並列処理を行うため、たとえ1台1台の性能は低くても、高速で大量の処理を実行することができるのである。今のパソコンは、かつての大型コンピューター並みの性能があるといわれるにもかかわらず、使われていない時間も長い。グリッドコンピューティングは、こうした宝の持ち腐れ的状況を有効利用するもので、利用者は必要なときに必要なだけ計算処理やデータの記憶容量などのリソースを活用できる。

「The Global Grid Forum」での標準化、IBMでの商用化など、ビジネス利用や学術研究のさまざまな試みがある。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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