ホットスタンバイ

読み方 : ほっとすたんばい

ホットスタンバイとは

「ホットスペア」ともいう。複数の同じ構成のサーバーやネットワーク機器を用意しておき、システムの障害発生時に、本番系(稼動系、プライマリーサーバー)から、同期する待機系(予備系、セカンダリーサーバー)へ瞬時に切り替える方式のこと。即座に処理を引き継ぐことで、ダウンタイムを最小限に抑え、システムの信頼性を向上させる手法である。

一方、待機系の機器本体やOSなどは起動状態にしておくが、本番系と同期せず、障害時にシステムを起動して切り替える方式を「ウォームスタンバイ」という。また、待機系の機材などは用意しておくが、普段は停止しておき、障害発生時にシステムを起動する方式を「コールドスタンバイ」という。

ホットスタンバイは、待機サーバーの起動状態を保ちつつ、本番サーバーと同じアプリケーションで同一の処理を実行しながらデータをリアルタイムで同期し続けるので、コストは高くなる。しかし、障害発生時の切り替え時間(数ミリ秒~数分程度)を含めた業務停止時間が短く、処理中のデータも引き継げるので、障害時の損害が小さい。

大規模システムやECサイトでは、「事業継続計画(BCP)」の観点からホットスタンバイが採用され、可用性(稼働能力)を高めている。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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