ハブシステム

読み方 : はぶしすてむ

ハブシステムとは

業務システム同士の接続を仲介するシステムのこと。複数システムの中心に位置し、システム間のデータのやり取りを支援する。ハブシステムにつながるシステムを「スポーク」と見立てて、システム全体を「ハブ&スポーク方式」と表現することもある。

ハブシステムの主な役割は、業務システムから受信した電文のあて先への振り分けやプロトコルの変換、トランザクション処理の制御など。ハブシステムがこうした処理を受け持つことで、システム間の結合度が弱まるため、システム追加時や修整時の他システムへの影響を小さくできる。

業務システム同士を直接接続する場合は、一方のシステムの追加・修整がほかのシステムに大きな影響を与える。開発工数が増えたり、思わぬシステムトラブルを生む原因になる。

ハブシステムが特に重宝するのは、メインフレーム中心の基幹系システムをオープン系に移行していく場合である。巨大な基幹系システムを一度に新システムに切り替えるのは非現実的。移行が段階的になれば、移行期間中はメインフレームとオープン系サーバーが連携しながら処理を進めなければならない。こうしたとき、比較的容易に周辺システムとの接続・修整ができるハブシステムは便利だ。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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