ICタグ

読み方 : あいしーたぐ

ICタグとは

銅やアルミニウムといった金属製の配線と、情報を保持する小型のICチップで構成する装置の総称。アンテナや電波を発信する機能を備える「リーダー/ライター」と呼ぶ装置を使って、ICチップに情報を書き込んだり、保持しているデータを読み取ったりする。

ICタグは、リーダー/ライターと無線で通信することから「RFID(Radio Frequency ID)タグ」と呼ぶことも多い。「ID」と付いているのは、すべてのICタグが固有のID(識別子)を持つためである。

通信の際には135KHzか13.56MHz、952MHz(UHF帯)、2.45GHzの周波数帯のいずれかを使用する。主流と見られているのはUHF帯で、ICタグ関連技術の標準化団体「EPCglobal」が、UHF帯を使ったデータ伝送方式に関する標準化を積極的に進めている。

ICタグには電源を備えるアクティブタグと、持たないパッシブタグがある。比較的安価で多く利用されているパッシブタグは、自身だけでは電波を発信しない。データを読み書きする際にはコイル状の金属配線をアンテナとして利用することで、リーダー/ライターから電力の供給を受ける。そのため、自身で電波を発信するアクティブタグに比べ、伝送(読み書き)距離が短い。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]