IFRS

読み方 : いふぁーす

英語正式表記 : International Financial Reporting Standards

IFRSとは

International Financial Reporting Standardsの略。国際財務報告基準。世界100カ国以上が株式上場企業に対して適用を強制しているか、適用を認めている国際会計基準。IFRSを作成、公表しているのは各国の関係団体で構成するIASB(国際会計基準審議会)。EUは2005年からIFRSに準拠した財務報告を義務付けており、米国は自国基準との差異を修正するコンバージェンス(収れん)作業を進めている。日本ではコンバージェンス作業が進む一方、2015~16年ころにアドプション(全面採用)が始まる見通しだ。

コンバージェンスは自国基準を維持しつつ、IFRSと実質的に同等にする修正作業を続けるもので、財務諸表はIFRSに準拠した自国基準で作成する。一方、アドプションは自国基準をIFRSに置き換え、財務諸表などはIFRSに準拠して作成する。日本では、企業会計基準委員会(ASBJ)がEU基準とのすり合わせ、IFRSとの差異の修正、米国のコンバージェンス作業への追従という三つの計画を推進している。

会計処理の原則主義、収益認識の違い、時価主義、貸借対照表重視、包括利益の採用など、IFRSは日本基準とかなり異なる。IFRS導入を機に業務プロセスやシステムの標準化を始める企業もあり、国際基準ERP(統合基幹業務システム)パッケージの採用が進むとみられている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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