IIOP

読み方 : あいあいおーぴー

英語正式表記 : Internet Inter-ORB(Object Request Broker) Protocol

IIOPとは

Internet Inter-ORB(Object Request Broker) Protocolの略。分散システムの間でソフト部品を連携させるための通信プロトコル。ソフト部品連携用ミドルウエアを相互に接続できる。

IIOPは、主要なメーカーやユーザー企業からなる標準化団体のOMG(Object Management Group)が規定する分散オブジェクト仕様CORBA(Common Object Request Broker Architecture)の中で定義されたプロトコルである。1994年12月に発表されたCORBA 2.0では、複数のCORBA準拠ミドルウエア(ORB、Object Request Broker)間での相互運用性を実現している。このORB間の相互運用性をTCP/IP上に実装して実現したのがIIOPである。

多くの企業がIIOPをネットワーク上のソフト部品間を結ぶ標準プロトコルに据えようと提唱。さらにソフト部品を使ってシステムを構築する動きが主流になってきた。

OMGはCORBAにソフト部品の仕様を盛り込んだCORBA 3.0を1999年11月に正式策定した。この標準仕様はJavaのソフト部品仕様Enterprise JavaBeans(EJB)の上位互換であり、他の言語で開発したソフト部品との間で連携が可能である。米マイクロソフトが提唱するDCOM(Distributed Component Object Model)とも相互運用性がある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]