インメモリー・コンピューティング

読み方 : いんめもりー・こんぴゅーてぃんぐ

英語正式表記 : In-Memory Computing

インメモリー・コンピューティングとは

ビッグデータから企業が有益な情報を素早く抽出・分析するのに有効な技術として注目を集めているのが、インメモリー・コンピューティングである。インメモリー・コンピューティングはハードディスクを使わずに、メモリーだけで演算処理を終える技術。ハードディスクとのデータのやり取りが発生しないため、データの読み込みや書き出しを高速にできる。現在の主な用途はデータベースだ。

効果:潜在的ニーズを掘り起こす

そもそもインメモリー・コンピューティングが脚光を浴びるようになったきっかけは、メモリー価格の大幅な下落である。データ圧縮技術の進化も相まって、サーバーに大容量のメモリーを積みやすくなり、インメモリー・コンピューティングの普及に向けた下地が出来上がった。企業が導入するうえでのハードルがぐっと下がったわけである。

膨大なデータを高速に処理できれば、顧客の要望に素早く応えられる環境を整えやすくなる。証券取引所を例に挙げると、各証券会社から集まる注文を瞬時に処理することで取引所としての魅力が高まり、より多くの顧客を市場に呼び込める。システムの性能向上がビジネスに直結する典型例といえるだろう。

顧客の潜在的なニーズを掘り起こす場合にも効果を発揮する。最近であれば、SNSを通じてやり取りされる非定型のデータをシステムに取り込んで瞬時に分析できれば、好機を逃すことなく企業はその時々の状況に応じて顧客が一番望む情報提供ができる。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2013年 8月22日 公開]

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