インフラクライシス

読み方 : いんふらくらいしす

英語正式表記 : Infrastructure Crisis

インフラクライシスとは

東日本大震災の発生から数カ月が経過し、社会インフラに対する被害規模が明らかになってきた。2011年6月24日の内閣府発表によると、東日本大震災による建物やインフラ設備などの推計被害額は、総計約16兆9000億円に上る。阪神・淡路大震災での約9兆6000億円の約1.8倍に相当する。内訳は、住宅や店舗など建築物が約10兆4000億円、道路など社会基盤施設が約2兆2000億円、農業用施設など農林水産関係が約1兆9000億円と報告されている。

東日本大震災の被害額が甚大であるのは間違いないが、日本全国を見渡すと、別の意味で日本の社会インフラは危機に直面している。日本の社会インフラの資産額は、2003年度で698兆円に達している。国や自治体がこれまで整備・維持してきた道路、橋梁(きょうりょう)、水道といった普段当然のように利用されている、巨額の社会インフラが、様々な要因から、今後このままの質を維持できるかどうかが不透明になってきている。この問題を「インフラクライシス」と呼ぶ。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2011年 7月31日 公開]

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