IP-VPN

読み方 : あいぴーぶいぴーえぬ

英語正式表記 : Internet Protocol-Virtual Private Network

IP-VPNとは

複数の拠点間をIP(インターネットプロトコル)で相互接続する通信サービス。VPNはVirtual Private Networkの略。インターネットを介して接続するVPNと違って、通信事業者が提供する閉域網を利用する。閉域網は複数のユーザーが共同利用するが、暗号化技術などを使ってユーザー同士の通信が“混線”しないように設定してある。このため、通信速度の安定性やセキュリティの面でインターネットVPNより優れている。ただし、異なる事業者のサービスを利用する拠点間は接続できない。

1999年に初登場して以来、NTTコミュニケーションズやKDDIなどがサービスを提供している。専用線やフレームリレーと違って、料金が接続する拠点間の距離に依存しない点や、IPで接続するため拠点間の論理接続の設定が容易な点が特徴。全国に分散した多数の拠点を結ぶネットワークを構築するユーザー企業での採用が進んだ。

ただし、これらのサービスの契約回線数は頭打ち気味。一方で、1回線当たり月額数千円からの格安IP-VPNや広域イーサネットの採用が進んでいる。格安IP-VPNは、NTT東西地域会社のBフレッツ(FTTH)やフレッツ・ADSLを使ったサービスで、通信速度が安定しないベストエフォート型だが料金が安い。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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