IrDA

読み方 : あいあーるでぃーえー

英語正式表記 : Infrared Data Association

IrDAとは

Infrared Data Associationの略。異なるメーカーの機器間で赤外線によるデータ通信を可能にするため、1993年6月に設立された米国の業界団体である。米IBM、米モトローラ、米マイクロソフト、米ヒューレット・パッカード(HP)、シャープなどが参加している。一般には同団体が策定した赤外線データ通信の標準仕様をIrDAと呼ぶ。

一時期、ほとんどのノートパソコンがIrDAの仕様に沿った赤外線データ通信ポートを備えていた。現在では、携帯電話での利用率の方が高い。携帯電話の赤外線データ通信機能を用いてアドレス帳の交換などに利用されている。

IrDAの最新仕様は1.4。通信速度は115.2kbps(キロビット/秒)、1.152Mbps(メガビット/秒)、4Mbps、16Mbpsから選択できる。通信可能距離は最大1m、角度は30度以内である。IrDAの上位プロトコルとして、デジタルカメラ向けのIrTran-Pや、携帯型情報機器向けのIrMCも定義されている。

このほかIrDAを基に1対8の通信を可能にした規格「IrDA Control」もある。パソコンと周辺機器の接続や、家電機器の制御などに使うことを想定したもので、通信可能距離は最大8mと長いが、通信速度が最大75kビット/秒に抑えられている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]