iSCSI

読み方 : あいすかじー

英語正式表記 : Internet SCSI

iSCSIとは

Internet SCSIの略。イーサネットを介して、サーバーとストレージ装置を接続するためのインタフェース仕様。既設のLANがそのまま利用できるので、低コストでSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)を構築できる。サーバーとストレージ装置の間でデータを読み書きする際に使うSCSIコマンドを、IPパケットに格納する方法を定めたのがiSCSIである。IETFで2003年2月に標準仕様が固まった。

イーサネットを介して接続できるという点はNAS(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)も同じだが、NASはデータをファイル単位でやり取りするためファイルサーバー向けなのに対し、iSCSIはブロック単位でのデータ転送が可能なので、データベースなどのアプリケーションからも利用できる。

メーカー各社がiSCSIに対応したストレージ装置を製品化しているほか、iSCSIに準拠した機器を使ってSANを構築し、データをバックアップするサービスも登場している。

iSCSIの課題は、SCSIコマンドをIPパケットに格納する処理のため、サーバーの処理性能が劣化してしまうこと。これを回避する手段としては、SCSIコマンドのIPパケット化をハードウエア処理する専用チップを搭載したネットワークアダプタを利用する。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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