ITポートフォリオ管理

読み方 : あいてぃーぽーとふぉりおかんり

ITポートフォリオ管理とは

情報システムの貢献度や活用度などを分析し、バランス良くIT投資を配分する管理・分析手法。重点的に投資すべきシステムや、逆に投資を絞り込むシステムを探る。新規案件の是非を検討するときだけでなく、既存システムのライフサイクルを考えたり、運用費の配分を決めたりする際に用いる。分析対象がIT投資の場合は「ITポートフォリオ管理」、プロジェクト状況の場合は「プロジェクトポートフォリオ管理」、アプリケーションの場合は「アプリケーションポートフォリオ管理」と呼ぶこともある。

ポートフォリオ管理はもともと金融業界で使われていた。縦軸にリターン(収益性)、横軸にリスク(損失可能性)を記した図に投資先を書き込み、投資バランスを視覚的に把握しやすくする。このリターンやリスクの代わりに「事業への貢献度」や「活用度」「実現可能性」や「コスト」といった軸を用いてIT投資の配分先やシステムの現状を把握するのがITポートフォリオ管理だ。各システムの位置づけを共通の指標で可視化し、全体最適化につなげる。

ITポートフォリオ管理の実践にはシステムの「見える化」が欠かせない。システムごとの構築・維持費用や利用率、事業との密接度や貢献度など、ポートフォリオ管理のベースとなる数値が多いほど多彩な分析が可能となる。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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