JITコンパイラ

読み方 : じぇいあいてぃーこんぱいら

英語正式表記 : Just In Time Complier

JITコンパイラとは

Just In Timeコンパイラの略。Java言語で作成したプログラムを実行するソフトウエア。Java言語のコンパイラは、JavaのソースコードをJava特有の中間コードである「バイトコード」に変換する。JITコンパイラはこのバイトコードを、個々のコンピュータのOSやマイクロプロセサに合わせたバイナリコードに一括変換してから実行する。バイトコードを「JavaVM(仮想マシン)」と呼ぶインタプリタで直接実行する方式よりも、実行性能が10~20倍程度、向上するとされる。JITコンパイラは、メインフレームから携帯情報端末まで、様々なコンピュータで利用できる。

ただし、JITコンパイラを用いる場合、プログラムの処理内容が単純だと変換処理のオーバーヘッドのほうが大きくなり、トータルでは処理時間が短縮されないことがある。そこでJavaの標準的な開発キット「Java 2 Platform Standard Edition(J2SE)」は、「HotSpot(ホットスポット)」と呼ぶ技術を提供している。HotSpotは、Javaプログラムのバイトコードの中から最も頻繁に利用される部分を見つけだし、その部分だけをバイナリコードに変換する。このような形をとることで、JITコンパイラのようなオーバーヘッドを発生させずに、処理の高速化を可能にしている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]