日本版SOX法

読み方 : にほんばんそっくすほう

日本版SOX法とは

上場企業に対し、内部統制の整備と、整備状況の報告書の作成を求める制度の通称。2008年4月以降に始まる事業年度から適用になった。

米国で02年7月に成立した「米SOX法(2002年サーベインズ・オクスリー法)」404条と類似の内容を求めていることから「日本版SOX法」あるいは「J-SOX」と呼ばれている。「内部統制報告制度」という場合もある。

内部統制の整備は、06年6月に成立した金融商品取引法の24条や193条によって義務付けられている。金融商品取引法は、投資家保護を目的に証券取引法を改正した法律だ。四半期開示やTOB(株式公開買付制度)など、金融商品取引法で規定している内容は多岐にわたる。そのため、「日本版SOX法=金融商品取引法」ではない。

上場企業は、金融庁企業会計審議会内部統制部会が作成した2つの文書にのっとって内部統制の整備を進める必要がある。一つが、「財務報告にかかる内部統制の評価および監査の基準」であり、もう一つが実務上で基準に書かれた事項を実施するための指針「財務報告にかかる内部統制の評価および監査に関する実施基準」である。これら二つの文書を参考にすることは、07年5月に発表された内閣府令によって定められている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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