レイヤー3スイッチ

読み方 : れいやーすりーすいっち

レイヤー3スイッチとは

IPなどのレイヤー3(ネットワーク層)のプロトコルを使ってデータ(パケット)の転送処理を行う装置。IPスイッチ、マルチレイヤースイッチ、ルーティングスイッチとも呼ばれる。従来のルーターとスイッチ(レイヤー2スイッチ)のそれぞれの長所を取り入れた製品。

従来のルーターはソフトウエアによってパケットの転送処理をしていたため、高速化には限界があった。一方、スイッチはASIC(特定用途向けIC)などのハードウエアを使って転送処理をしているため高速処理が可能だが、ルーティング機能は持たなかった。レイヤー3スイッチはルーティング処理後のパケット転送をハードウエアで実行することで、ルーターに比べて処理速度を高速化することができる。一部の製品にはルーティング処理の部分もハード化して、より高速処理を狙ったものもある。ギガビットイーサネット対応のレイヤー3スイッチも数多く発売されている。このほか、パケットを転送する基本機能に加えて、回線の障害発生時に別の回線に迂回する機能など、各メーカーが独自機能を盛り込む動きが進んでいる。

ただし、ルーター製品の上位機種では、こうしたハードウエア処理の採用は、すでに一般的になってきた。レイヤー3スイッチは単に高速なルーターを指す場合も多い。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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