レガシーマイグレーション

読み方 : れがしゅーまいぐれーしょん

レガシーマイグレーションとは

メインフレームやオフコンといったレガシー(旧式)なハードウエアで動く業務アプリケーションを、UNIXサーバーなどオープン系プラットフォーム(インフラ)に移行すること。既存のアプリケーションを流用でき、維持コストの低下も見込めるため、注目を集めている。

レガシーマイグレーションを実施する際は、従来と異なるインフラで実行しても処理結果が変わらないよう、業務プログラムをツールで変換する。マイグレーション用コンパイラを使い、新インフラで動作するロードモジュールを旧プログラムから生成する手法もある。

広義のレガシーマイグレーションには、アプリケーションを新たに作り直す「リビルド(再構築)」や、旧プログラムと同じ機能のプログラムを書き直す「リライト」が含まれる。ただし、一般的には既存のアプリケーションを移植する「リホスト」と同等の意味で使うことが多い。

注意点もある。大幅な値引きを受けているレガシーシステムは維持コストを削減しにくい。長年の修整で複雑さが増したシステムは、変換できない可能性がある。動作インフラの環境設定作業にてこずれば、一時費用がかさむ。レガシーマイグレーションには、アプリケーションの棚卸しや事前調査が欠かせない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]