マスターデータマネジメント

読み方 : ますたーでーたまねじめんと

マスターデータマネジメントとは

企業が扱う顧客情報、従業員や製品のデータ、勘定科目といった重要性の高い情報を「マスターデータ」と呼び、企業内に散在するマスターデータを、品質を保ちながら一元管理することを「マスターデータマネジメント(MDM)」と呼ぶ。コスト削減効果が高いため、不況時に向いた施策とも言われる。

MDMに必要なツールは、ETL(抽出・加工・転送)ソフトである。業務システムからマスターデータを抽出して適切に加工し、データウエアハウス(DWH)や統合マスターサーバーなどに送る。特に重要なのが加工で、統一ルールにのっとって修正する、重複を排除する、といった作業を担う。これらの作業をクレンジング、名寄せと呼ぶ。

MDMをシステムのどの部分に適用するかによって、効果や取り組みの難易度は変わる。分析用のデータにだけ適用する場合、データソースとなる業務システムからETLを介し、DWHなどにデータを取り込む。統合マスターサーバーを作り、そのサーバーに接続した複数の業務システムと単一のマスターデータを常時共有する方法もある。この場合、各業務システムで最新の顧客情報など品質の高いマスターデータを利用できる。ただし、業務システム間でデータの品目などをそろえなくてはならない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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