MIPS

読み方 : みっぷす

英語正式表記 : Million Instructions Per Second

MIPSとは

Million Instructions Per Second(100万命令/秒)の略。コンピュータの処理性能を表す指標の一つ。1秒当たりの命令実行回数を100万回の単位で表現する。

一般的には平均命令実行時間の逆数が使われる。平均命令実行時間は、各命令の実行時間をその使用頻度で重み付けをした平均値である。ただし商業分野と科学技術計算では使われる命令の利用頻度が異なるため、単純計算したMIPS値だけではコンピュータの処理性能を正確に表現することはできない。

さらにMIPS値は、RISCかCISCかといったコンピュータのアーキテクチャによる命令体系の違い、データの入出力処理などに影響する要素を考慮していない。現在では、コンピュータシステム全体の処理性能を表現するために標準のベンチマークプログラムの実行時間から性能を算出するSPEC2000やTPC-C、SAP R/3 SDなどの指標が使われることが多い。

MIPS値は最も歴史の長い性能の尺度なので、過去のコンピュータとの相対性能比を示す意味で使われることもある。この場合には、米ディジタル イクイップメント(現ヒューレット・パッカード)のVAX‐11/780やIBMのシステム/370‐158の性能を1MIPSとした相対値を用いるのが標準的。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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