ミラーサイト

読み方 : みらーさいと

英語正式表記 : Mirror Site

ミラーサイトとは

ミラーサイトとは、Webサーバー全体あるいは一部分を「複製」として保持するWebサイトのこと。元となるWebサーバーの情報を複製して持つことを、ミラー(鏡)が物を映すことにたとえて、このような呼び名になっている。

ミラーサイトを構築する場合は、元となるサーバーの情報を、ミラーサイト側に反映するために、同期処理が必要となる。同期処理を実施しないと、常に最新の情報を提供することができない。同期の間隔は、サイトの性質によって異なるが、ソフトウエアのダウンロードサイトの場合は1時間から1日に1回程度の場合が多いようである。

ミラーリングのポリシーとして、同期間隔の推奨値を掲載しているサイトもある。また、同期処理を実施するタイミングを考慮し、本家のサイトにかかる負荷を抑える必要がある。

目的はアクセスの高速化とサーバー負荷の分散

ミラーサイトを構築する一般的な狙いは、サーバーを地理的にユーザーに近いところに配置する、つまりユーザーとサーバーとの間の物理的な距離を近づけることで、アクセスの高速化を図ることである。

これはソフトウエアのダウンロードサイトに多く見られる使い方だ。距離が近くなることに加えて、途中で経由するルーターなどの機器を少なくすることによって、途中経路の混雑などの影響を受けにくくなるため、高速かつ安定したダウンロードが可能となる。

ユーザーがミラーサイトを利用する際は、地理的に近いところを選択するのが一般的だが、応答が速いミラーサイトを自動的に選択してくれるダウンロードツールを利用することもできる。

一方、Webサーバーの内容を複製するという点に着目した応用例として、アクセスが集中するWebサイトの負荷を分散したり、障害が発生した場合に切り替えるためのバックアップサイトとして使ったりする事例もある。東日本大震災をきっかけに、官公庁や自治体ではこうした使い方への関心が高まっている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2012年 4月15日 公開]

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