MRP

読み方 : えむあーるぴー

英語正式表記 : Material Requirements Planning

MRPとは

Material Requirements Planning(資材所要量計画)の略。生産管理における中核機能の一つで、製品の組み立てに必要な部品を把握し生産日程を決めるための方法。要員や設備の能力の把握を含めた生産管理全体や、資金まで含めた企業全体の管理など、広範囲の概念を指す言葉として使われる場合もある。

MRPでは、製品がどの部品を組み合わせて作られるかを示す「部品表(BOM)」がベースになる。この部品表を基にして、製品または親部品の生産に必要な子部品の種類や量を計算し、生産着手日などの日程を決める。

MRPの前段階として、受注状況や需要予測に基づいて製品をいつどれだけ作るかを決める作業が必要だが、これは基準生産計画(MPS)と呼ばれる。またMRPに引き続いて、MRPによる生産計画が工場の設備能力の条件から実行可能かどうかを確認する作業(FCP)も、必要に応じて行われる。

MRPの実現にはコンピュータによる高速処理が不可欠である。ハイテク産業などのように大量の部品から製品を作る場合は、手作業では管理できないからだ。サプライチェーンのプランニングソフトの多くは、このMRPを高速に、しかも設備の能力を同時に考慮して行う機能を備えている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

大塚商会の法人向け通販サイト(たのめーる)のご紹介