マルチタスク

読み方 : まるちたすく

マルチタスクとは

複数のタスク(プログラムの処理単位)を並行して実行する機能。マルチタスク機能を備えるOSを「マルチタスクOS」と呼ぶ。

マルチタスクOSでは、データの入力や集計、電子メールの送受信といった複数の処理を同時に実行できる。一つの処理を指示してから、その処理が終了するのを待たずに別の処理にとりかかることができるなど、ユーザーの作業効率が向上する。

マルチタスクには「プリエンプティブ」方式と「ノンプリエンプティブ」方式がある。プリエンプティブなマルチタスクでは、プログラムの最小処理単位である「スレッド」は、一定時間以上プロセサを専有した場合、あるいは優先順位の高い別のスレッドが発生した場合に、プロセサを明け渡す。特定のスレッドがプロセサを独占しないので、複数のタスクにプロセサ資源を均等に配分できるという利点がある。各種UNIXのほか、Windows Vista/XP/2000/NT/Me/98などのパソコンOSはプリエンプティブなマルチタスクOSである。

ノンプリエンプティブなマルチタスクでは、一つのスレッドの処理が終了するまでプロセサを解放しない。そのため「疑似マルチタスク」と呼ぶこともある。Windows3.1はノンプリエンプティブなマルチタスクOSだった。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]