マルチスレッド

読み方 : まるちすれっど

マルチスレッドとは

プログラムを単一プロセス内でスレッドと呼ぶ実行単位に分割して並行実行する方式。UNIXではプログラムの走行単位をプロセスと呼び、スケジューリングもプロセス単位に行う。プロセスがプログラムと対応付けられた単位であるのに対し、スレッドはそのプログラム内を走行する個々のタスクを表す。

プロセスの切り替え時には、アドレス変換表などのコンテキスト情報を新しくディスパッチするプロセスにロードしなければならない。これに対し、スレッドは状態情報の保持などをプロセスに依存する分、コンテキスト情報が少なく、オーバーヘッドが少ない。

例えば、プログラム中には、ユーザーとの会話処理と印刷処理など、処理としては独立している部分がある。これを分けて実行するときの単位がスレッドである。クライアント/サーバー方式において、サーバーのプロセスをマルチスレッドで実行すれば、同時に接続できるクライアント数を増やせるだけでなく、スループットを向上できる。

ハードがマルチプロセサの場合、各プロセサに別々のスレッドを走らせることで、実行性能を高められる。UNIX系OSやWindowsなど最近のOSのほとんどは、マルチスレッドに対応している。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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