NAS

読み方 : なす

NASとは

ネットワークに直接つないで、すぐに利用できるストレージ装置のこと。「ネットワーク接続型ストレージ」とも呼ばれる。

NASの特徴は、ファイルサーバー機能を備えていること。UNIXやWindowsなどOSの種類に関係なく、ネットワークに接続されているサーバー機やクライアント機から、従来のファイルサーバーと同じようにアクセスできる。UNIX向けのNFS(ネットワーク・ファイル・システム)やWindows環境で利用するCIFS(コモン・インターネット・ファイル・システム)といったファイル・アクセス・プロトコルを使って、ネットワーク上のストレージ装置に格納したファイルを利用可能にしている。NASを導入すると、UNIXやWindowsが混在する、多数の異機種マシンの間でファイルを共有できる。イーサネットやFDDI(ファイバ・ディストリビューテッド・データ・インタフェース)で構築したLANに直結して使える。

EMCジャパンや日立製作所など多くのメーカーが、NAS製品を「NASアプライアンス」と称して、市場に投入している。これらは、あらかじめ必要な機能を内蔵しており、既存システムへの導入や運用が容易である。NASは、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)と比較されることも多いが、両者は競合しない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]