ネットブック

読み方 : ねっとぶっく

ネットブックとは

性能を低く抑える代わりに小型・低価格にしたノートPCの通称。価格は4万~5万円台が主流。インターネット接続を前提に、Webサイトの閲覧や電子メールを手軽に使うパソコンという意味で、この名称が付いた。ディスプレイは10インチ程度で、HDDもしくはフラッシュメモリーのSSDを記憶媒体に採用する。

火付け役になったのは、2007年秋に登場した台湾のエイスース(旧アスース)の「Eee PC」。当時で500ドル(5万円)前後の価格は、他社の最廉価製品のほぼ半値だった。B5判サイズで重さは約1kg。内蔵記憶装置に、当初はハードディスク・ドライブ(HDD)ではなく、フラッシュ・メモリーを使ったソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を搭載していた。30代~40代のヘビーユーザーに、2台目のパソコンとして売れた。

Eee PCの成功を見て、米ヒューレット・パッカード、米デル、台湾エイサーといった大手が追随した。日本でも、NECや東芝、富士通、ソニーといった大手が相次いでネットブックを出荷した。

ただ、安価でインターネット閲覧に向くタブレット端末の普及によって、ネットブックの市場は縮小傾向にある。代わりに米インテルが提唱する薄型ノートPC仕様「Ultrabook」に対応する製品が増えている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 4月15日 公開]