ネットワークスライシング

読み方 : ねっとわーくすらいしんぐ

英語正式表記 : Network Slicing

ネットワークスライシングとは

「ネットワークの分割」の意味。ネットワークを仮想化し、ネットワークリソースを分割して、用途に応じたサービスを提供する技術のこと。2020年に商用提供を開始する5Gの効率的運用を見据えた技術。5Gは5th Generationの略で、「第5世代」の意味。情報通信の世界では、第5世代移動通信システムのことを5Gと呼ぶ。

IoT(Internet of Things)や高精細映像配信等の新たなサービスが進展し、それらを支えるネットワークインフラには膨大で多様なデバイスが接続される。今までは、すべてのデバイスや用途に同じようにネットワークを提供してきたが、今後ますます電波資源が限られる環境で、同程度のサービスを提供するのは難しい。この問題を解決するために開発された技術が、ネットワークスライスである。ネットワークを仮想的に分割し、帯域中のある部分は高速大容量に、別の部分は高信頼・低遅延にするなど、用途に応じてデータを送る単位を変更する。

5Gでは、自動運転のように超低遅延で超高信頼性への用途(URRLC)を目的にしたもの、センサーのように大容量のバッテリーを有さない装置への用途(MMTC)を目的にしたもの、4Kや疑似体験型3次元ビデオ(immersive 3D video)など超高速大容量の用途(eMBB)を目的にしたものなど、多種多用な新サービスが想定されている。共通のネットワーク基盤上に、サービスごとの要求条件に合わせてネットワークスライスを仮想的に構築することで対応する。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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