オブジェクト指向データベース

読み方 : おぶじぇくとしこうでーたべーす

オブジェクト指向データベースとは

データとメソッド(処理手続き)を一体にした「オブジェクト」を格納するために最適化されたデータベース管理システム。ODBと略す。

ODBの内部では、個々のオブジェクト(インスタンス)に一意のID(識別子)を割り振って管理する。このIDを使ってオブジェクト間の関連性を定義できる。階層型の構造でもネットワーク型の構造でも、IDを使って容易に定義し操作できる。

従来のリレーショナルデータベース(RDB)で扱うデータは、文字と数値が中心だった。これに対してODBは、グラフィックス、動画、音声など、より多くのデータタイプを扱える。時系列データや多次元データなど、複雑な構造のデータを容易に定義し、操作できる。ユーザー独自のデータタイプも定義できる。

オブジェクト指向言語であるC++やSmalltalk、Javaのオブジェクトをそのまま格納できる。RDBを使い慣れたユーザーのために、SQLを使ってオブジェクト内のデータを検索する機能を備える製品もある。一方で、リレーショナルデータベースにオブジェクト指向技術を導入したオブジェクト・リレーショナル・データベース(ORDB)の製品化も進んでいる。ORDBが普及するにつれ、ODBは組み込み用途などに利用が限定されるようになりつつある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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